( 1 )現在ではこれのみで頭語として用いられているが、古くは挙例にあるように「拝啓仕候」という形や、「寸楮拝啓(すんちょはいけい)」などと複合した形で用いられることが多かった。
( 2 )挙例の「開化日用文證大成」のように結語としても用いられていたが、明治中期頃には、頭語として定着したものと思われる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…六国史などにみられるが,内容的には書式のととのったものではなく,比較的早くに用いられなくなったと思われる。これとは別に,奈良時代から個人の上申文書に〈啓〉の語を入れたものがあり,それが私文書の源流として現在に〈拝啓〉〈一筆啓上〉のような書簡用語を残したともいわれる。【飯倉 晴武】。…
※「拝啓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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