謹啓(読み)キンケイ

精選版 日本国語大辞典 「謹啓」の意味・読み・例文・類語

きん‐けい【謹啓】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「啓」は申す意 ) つつしんで申し上げること。書状の最初に書く語。
    1. [初出の実例]「謹啓、右除目何日乎」(出典:明衡往来(11C中か)中本)
    2. 「一心再拝の謹啓に頭を傾く」(出典:海道記(1223頃)萱津より矢矧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「謹啓」の読み・字形・画数・意味

【謹啓】きんけい

拝啓。

字通「謹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android