日航ジャンボ機墜落事故(読み)にっこうジャンボきついらくじこ

百科事典マイペディア 「日航ジャンボ機墜落事故」の意味・わかりやすい解説

日航ジャンボ機墜落事故【にっこうジャンボきついらくじこ】

1985年8月12日,羽田発大阪行きの日本航空ボーイング747SR機が群馬県御巣鷹尾根に墜落した事故乗員・乗客524人中,520人が死亡という大惨事となった。事故原因は,ボーイング社が行った後部圧力隔壁の修理ミスとされている。1990年には東京高裁が遺族からの不服申立てを退けたため,業務上過失致死傷罪の時効成立。米国ワシントン州最高裁は事故原因を認めたが,賠償要求を退けた。
→関連項目金属疲労航空事故

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