デジタル大辞泉
「欺罔」の意味・読み・例文・類語
き‐もう〔‐マウ〕【▽欺×罔】
[名](スル)《「ぎもう」「きぼう」とも》
1 人をあざむき、だますこと。
「俗に―さるるを一盃を喰うと曰う」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
2 法律上、詐欺の目的で人をだまして錯誤に陥らせること。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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き‐もう‥マウ【欺罔】
- 〘 名詞 〙 ( 「ぎもう」とも ) 詐欺的行為で、相手に虚偽のことを信じさせ、錯誤させること。あざむくこと。だますこと。きぼう。
- [初出の実例]「欺罔を戒め奸詐を禁じ」(出典:明六雑誌‐一九号(1874)人間公共の説・三〈杉亨二〉)
- [その他の文献]〔漢書‐郊祀志下〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「欺罔」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の欺罔の言及
【詐欺】より
…古くは,他人を欺く犯罪として,偽造,偽証等とひとまとめにされていたが,商業取引の発達とともに独立化されたのである。詐欺罪は,人に対して欺罔手段を用い,相手方を錯誤におとしいれて,その者自身に財物・利益を交付(処分行為)させて,これを取得するものである。人をだまして金品を得たり,債務の支払を免れたりする行為がその例である。…
※「欺罔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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