消化剤(読み)しょうかざい

精選版 日本国語大辞典 「消化剤」の意味・読み・例文・類語

しょうか‐ざい セウクヮ‥【消化剤】

〘名〙 食物消化を促進するために用いる薬剤消化液分泌を促進して間接的に補充するもの、直接補充するものなどが含まれる。ジアスターゼパンクレアチンペプシンなど。
※奇想凡想(1920)〈宮武外骨〉鮒にて感電者を活す法「大根おろしにヂヤスターゼの含有あるが為め消化剤(セウクワザイ)によいと知れたなど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「消化剤」の意味・わかりやすい解説

消化剤
しょうかざい
digestant

食物の消化作用を補うために使用される薬剤。家庭薬大部分を占めている。胃腸内の消化液の不足を直接,間接に補うもの,間接にその分泌を高めるもの,中和剤 (重曹,五ケイ酸アルミニウム剤) などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android