済みません(読み)スミマセン

デジタル大辞泉 「済みません」の意味・読み・例文・類語

すみ‐ませ‐ん【済みません】

[連語]《動詞「す(済)む」の連用形+丁寧の助動詞「ます」の未然形+打消しの助動詞「ん」》「すまない」の丁寧語相手謝罪感謝依頼などをするときに用いる。「連絡が遅れて済みません」「お見舞いをいただいて済みませんでした」「済みませんが本を貸してください」

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精選版 日本国語大辞典 「済みません」の意味・読み・例文・類語

すみ‐ませ‐ん【済ん】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「すむ(済)」の連用形に丁寧の助動詞「ます」の未然形と打消の助動詞「ん」の付いたもの )
  2. 気持の上で満足しない。納得しない。
    1. [初出の実例]「此世界へいらっしゃちゃア上(あが)らねへじゃアすみません」(出典洒落本・松登妓話(1800)二)
  3. 申しわけありません。ありがとうございます。人にあやまる時、礼をいう時、依頼する時などに使う。
    1. [初出の実例]「貴嬢の注意を惹かうとして、不都合な狡獪手段を用ひたは済みませんでした」(出典:めぐりあひ(1888‐89)〈二葉亭四迷訳〉二)

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