爆心(読み)バクシン

デジタル大辞泉 「爆心」の意味・読み・例文・類語

ばくしん【爆心】[書名]

青来せいらい有一の短編連作小説。長崎の原爆爆心地周辺に住む人々を描く。平成18年(2006)刊行翌年、第43回谷崎潤一郎賞受賞および第18回伊藤整文学賞受賞。平成25年(2013)、「爆心長崎の空」のタイトル映画化

ばく‐しん【爆心】

爆撃・爆発中心部。「爆心地」
[補説]書名別項。→爆心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「爆心」の意味・読み・例文・類語

ばく‐しん【爆心】

〘名〙 爆撃された、または爆発のあった地域中心。爆心地。
※春の城(1952)〈阿川弘之〉三「爆心を遠去かる方向へ、時間をつぶす積りで出来るだけゆっくりと歩いて」

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