異常天候早期警戒情報(読み)イジョウテンコウソウキケイカイジョウホウ

デジタル大辞泉 「異常天候早期警戒情報」の意味・読み・例文・類語

いじょうてんこう‐そうきけいかいじょうほう〔イジヤウテンコウサウキケイカイジヤウホウ〕【異常天候早期警戒情報】

天候平年と大きく隔たる可能性について、できるだけ早い段階で、気象庁発表する予測情報。気温降雪量を対象に、発表日の5日後から14日後までの間に、7日間平均気温が「かなり高い」または「かなり低い」、または7日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30パーセント以上と見込まれる場合に発表される。早期警戒情報
[補説]「かなり高い」「かなり低い」とは、昭和56年(1981)~平成22年(2010)の30年間の観測値をもとにした平均気温の階級区分「低い」「平均並み」「高い」のうち、高い方または低い方から上位10パーセントに入る極端な値である場合に用いられる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異常天候早期警戒情報」の意味・わかりやすい解説

異常天候早期警戒情報
いじょうてんこうそうきけいかいじょうほう

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動農作物などに影響を及ぼす可能性が高くなるため,2008年3月21日に発表が開始された。なお,「かなり高い」と「かなり低い」の通常の確率はほぼ 10%である。

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