疝気筋(読み)センキスジ

精選版 日本国語大辞典 「疝気筋」の意味・読み・例文・類語

せんき‐すじ‥すぢ【疝気筋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正しくない系統。傍系。
    1. [初出の実例]「畠山の重忠も縁者続きの先祖にて、三浦の大介が疝気(センキ)すぢ」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)もんさく系図)
  3. 筋道を取り違えること。見当違いをすること。
    1. [初出の実例]「そこで見識が自づと狭くなって世間を茶にするとか無学を自慢するとか妙な疝気筋(センキスヂ)に発達した」(出典:嚼氷冷語(1899)〈内田魯庵〉)

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