「日葡辞書」には「Iinzzǔ」「Iinzzuriqi」が立項され、「Iinzzǔ」の項に「Iinzzǔ(ジンヅウ)、または、Iinzzuriqiuo(ジンヅリキヲ) ウル」とあるところから、ジンヅリキという語形が存在したと考えられる。「通」が濁るのは「神」の鼻音韻尾による濁音化だが、近代に入ると「通力」の語への類推からか、ジンツウリキの語形を生じ、一般化している。
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...