第二新卒(読み)ダイニシンソツ

デジタル大辞泉 「第二新卒」の意味・読み・例文・類語

だいに‐しんそつ【第二新卒】

新卒就職してから数年程度で退社した人。
[補説]就職や転職において、就業経験のない新卒の学生と、前職での経験を生かすことのできる社会人との間に位置づけられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

就活用語集(就活大百科 キーワード1000) 「第二新卒」の解説

第二新卒

「第二新卒」の定義は明確ではありませんが、大学卒業後3年以内で25歳以下を対象とした採用活動を指すのが一般的です。就職した経験がない、いわゆるフリーターを含む場合もあります。「第二新卒」という言葉が聞こえ始めたのは、数年前から。不況の影響で就職先が見つからないまま卒業する学生や、就職してもすぐに離職する若者が増え、従来中途転職者とは異なる層が生まれたためです。こうした層の中に優秀な人材を求める中小企業が目を向けはじめ、第二新卒採用が生まれました。第二新卒のメリットは、新卒と違い、社会人としてのモラルマナーがある程度できていること、つまり教育に時間と費用をかけずに済むことがあります。また中途の転職者と違って年齢が若いため、柔軟性ポテンシャルがあり、給与も比較的安くて済むという点もメリットです。今後も新しい市場として注目されていくでしょう。

出典 マイナビ2012 -学生向け就職情報サイト-就活用語集(就活大百科 キーワード1000)について 情報

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