練糸(読み)ネリイト

デジタル大辞泉 「練糸」の意味・読み・例文・類語

ねり‐いと【練(り)糸】

生糸灰汁あく石鹸せっけんやソーダ溶液で処理して膠質にかわしつセリシン除去した、柔らかく光沢のある絹糸

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精選版 日本国語大辞典 「練糸」の意味・読み・例文・類語

ねり‐いと【練糸】

  1. 〘 名詞 〙 生糸の膠質(セリシン)を除去して、特有の光沢と手触りを出した絹糸。除去の程度により半練糸、本練糸にわける。
    1. [初出の実例]「練糸一斤」(出典:延喜式(927)三〇)

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普及版 字通 「練糸」の読み・字形・画数・意味

【練糸】れんし

白い絹のねり糸。〔淮南子、説林訓〕子、絲を見て之れに泣く。其の以てにすべく、以てくすべきが爲なり。

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