解離性同一性障害(読み)カイリセイドウイツセイショウガイ(その他表記)dissociative identity disorder

デジタル大辞泉 「解離性同一性障害」の意味・読み・例文・類語

かいりせいどういつせい‐しょうがい〔‐シヤウガイ〕【解離性同一性障害】

解離性同一症

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共同通信ニュース用語解説 「解離性同一性障害」の解説

解離性同一性障害

多重人格とも呼ばれる。幼少期虐待など強いストレスやトラウマ(心的外傷)の影響で、記憶意識などと行動のつながりが失われる精神障害一種。同一人物に複数人格が現れ、それぞれが独立した思考感情、記憶を持ち、反復的に出現して行動するとされる。刑事裁判で主張されることが多いが、ほとんどのケースで完全責任能力が認められている。

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知恵蔵 「解離性同一性障害」の解説

解離性同一性障害

多重人格障害と呼ばれていたが、DSM‐IVで解離性同一性障害という診断名が採用された。1980年代から米国を中心に研究が進み、報告例が急増した。近年の報告では、多数の人格の症例が見られる。人格の交代は突然起こり、言葉つきや態度まで変わる。幼い人格、敵対する人格など様々で、主人格は他の人格の記憶を持たないことが多い。そのため、日常生活に記憶が欠落した時間を体験することになる。背景の1つに、幼児期の虐待が指摘されている。

(田中信市 東京国際大学教授 / 2007年)

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