電波兵器(読み)デンパヘイキ(英語表記)electronic weapon

デジタル大辞泉 「電波兵器」の意味・読み・例文・類語

でんぱ‐へいき【電波兵器】

レーダーなど、電波を軍事目的に応用した機器

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精選版 日本国語大辞典 「電波兵器」の意味・読み・例文・類語

でんぱ‐へいき【電波兵器】

〘名〙 電波探知機など、電波を通信以外の軍事目的に応用した機械。〔新能率生活(1945)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電波兵器」の意味・わかりやすい解説

電波兵器
でんぱへいき
electronic weapon

電子兵器とも呼ばれる。電波を利用した通信,探知誘導,敵味方識別兵器の総称レーダ,無線発信位置を測定するラジオ方位探知器,敵のレーダと同じ波長を出してつぶそうとすることに対抗してレーダの波長を変えるECCM(electronic counter-countermeasure),敵のレーダを探知する逆レーダ装置,敵味方識別装置である IFF (identification friend or foe) ,無線通信装置,ミサイル,味方航空機を誘導する電波装置などがある。

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百科事典マイペディア 「電波兵器」の意味・わかりやすい解説

電波兵器【でんぱへいき】

第2次大戦に電波を利用して敵機敵艦を発見するレーダー出現,多大の効果をあげたことから生じた言葉。レーダーを主として通信機器を含めない場合が多い。→電子兵器

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