杉田玄白「解体新書」の「凡例」には、訳語の方法として、在来の和語・漢語に置き換える「翻訳」、原語の意味をとって新たに造語する「義訳」、原語の音を漢字音などを借りてあらわす「直訳」をあげている。「音訳」はこの「直訳」に当たるが、大槻玄沢の「重訂解体新書」では「対訳」となっており、一定していない。
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...