デジタル大辞泉
「高嶺の花」の意味・読み・例文・類語
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たかね【高嶺】 の 花(はな)
遠くからただながめるだけで、手に取って自分のものにすることができないもののたとえ。
※
俳諧・いまみや艸(1734)女人形の記「折事も
高根の花や見たばかり」
※
火垂るの墓(1967)〈
野坂昭如〉「タマゴ一箇三円、油一升百円、牛肉百匁二十円〈略〉の闇は、
ルートつかまねば
高嶺(タカネ)の花」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
高嶺の花
遠くからただながめるだけで、手に取って自分のものにすることができないもののたとえ。美しく魅力的な人やもの、高価なものなどをいう。
[使用例] タマゴ一箇三円、油一升百円、牛肉百匁二十円〈略〉の闇は、ルートつかまねば高嶺の花[野坂昭如*火垂るの墓|1967]
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