デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒沢忠三郎」の解説 黒沢忠三郎 くろさわ-ちゅうざぶろう 1830-1860 幕末の武士。天保(てんぽう)元年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。前藩主徳川斉昭(なりあき)が幕府に処罰されたとき,その撤回運動にかかわり,安政6年閉門となる。翌年大老井伊直弼(なおすけ)を同志とともに襲撃(桜田門外の変),重傷を負う。万延元年7月11日病没した。31歳。名は勝算。【格言など】国のためなに惜むべき武士(もののふ)の身は武蔵野の露と消ゆとも(辞世) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例