い‐ほう【移封】
- デジタル大辞泉
- 大名などを他の領地へ移すこと。転封てんぽう。国替え。
封戸 (ふこ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本古代の給与制度の一つである食封(じきふ)によって指定された戸を,封戸という。646年(大化2)のいわゆる大化改新の詔の中で,それまでの貴族…
しゃく‐ほう【爵封】
- デジタル大辞泉
- 爵位と封邑ほうゆう。身分と領地。
しょく‐ほう【食封】
- デジタル大辞泉
- ⇒じきふ(食封)
かい‐ほう【改封】
- デジタル大辞泉
- 諸侯の領地を移しかえること。国替くにがえ。
けん‐ぷう【検封】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 検査をして封印すること。また、封印を検査すること。2 中世、犯罪人などの財産を差し押さえ、住居を封鎖すること。
み‐ふ【▽御▽封】
- デジタル大辞泉
- 《「みぶ」とも》封戸ふこを敬っていう語。「御位を去り、―などのとまるべきにもあらぬを」〈源・賢木〉
職封 しきふ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 令制における食封 (じきふ) の一つ。官職に対して支給された封戸。令では,太政大臣 3000戸,左右大臣 2000戸,大納言 800戸。慶雲2 (705) 年には中…
うわ‐ふう(うは‥)【上封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸時代、幕府の米が保管されていた浅草御蔵の戸に施された封印の一つ。出役の御蔵奉行の一人が行なったもの。ほかにもう一種、下封(し…
うわ‐ふうじ(うは‥)【上封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手紙や金銭などを包み、封をすること。また、その紙。上紙(うわがみ)。上包み。うわふう。[初出の実例]「此上封(ウハフウ)じの包紙の書付…
い‐ほう【移封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 諸侯の領地を他へ移すこと。転封(てんぽう)。国替(くにがえ)。[初出の実例]「君侯が今の郡上へ移封(イホウ)の後」(出典:授業編(1783)…
いっ‐ぷう【一封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書状や包みなど一つ。「金一封」[初出の実例]「一封書到レ自二京都一」(出典:菅家文草(900頃)四・読家書有所歎)「懐より一封(プウ)の…
ふうじ‐て【封手】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 囲碁・将棋の対局で、打ちかけや指しかけに際し最終着手を盤上に打たず、用紙に書き込み、封筒に入れて封じること。また、その着手。[初…
ふうじ‐ぶみ【封文】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 封をした手紙。封書。[初出の実例]「糊 とろろ汁 封(フウジ)文」(出典:俳諧・毛吹草(1638)三)
ふう‐じめ【封〆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 封書の封じ目のところに書く「〆」の字。[初出の実例]「謹上・進上と書く程ならば封〆(フウシメ)をかかず、謹上とも進上ともかかぬ状には…
む‐ふう【無封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手紙などの封をしないこと。無緘。[初出の実例]「無封の添状又は送状」(出典:郵便法(明治三三年)(1900)二〇条)
原封 yuánfēng
- 中日辞典 第3版
- [形](~儿)封を切っていない;もとのままの.~烧酒shāojiǔ/封を切っていない焼酎(しょうちゅう).~不…
启封 qǐ//fēng
- 中日辞典 第3版
- [動]1 封筒を開ける.開封する.2 差し押さえを解除する.▶特に差し押さえの印として貼り付けた“封条fēngtiáo”をはがすこ…
加封 jiāfēng
- 中日辞典 第3版
- [動]1 [-//-]封をする.箱子xiāngzi上已经加了封/箱にはもう封がしてある.2 <旧>(…
泥封 nífēng
- 中日辞典 第3版
- [動]紹興酒などを入れるかめの口を粘土で封印する.
封航 fēngháng
- 中日辞典 第3版
- [動](航路の障害などで)通航を一時閉鎖する.
封局 fēngjú
- 中日辞典 第3版
- [名]<碁>封じ手.
封门 fēng//mén
- 中日辞典 第3版
- [動]1 戸口に封印をする.2 (~儿)口をつぐむ.3 <方><旧>(年長者が死んだ家で)門に貼ってある対聯や魔除けの神の絵の上に,白い紙を…
封禅 fēngshàn
- 中日辞典 第3版
- [動]<古>帝王が泰山で天地を祭る.
封锁 fēngsuǒ
- 中日辞典 第3版
- [動]1 封鎖する.外部との連絡を断ち切る.经济~/経済封鎖.~消息xiāoxi/消息を絶つ.2 出入りをできなくする.…
【畿封】きほう
- 普及版 字通
- 王畿の境界に土封を設ける。近畿。〔周礼、地官、封人〕封人は、王の(しやゐ)を設け、畿封を爲(つく)り、之れに樹(う)うることを掌る。字通「畿」の…
【封禁】ふうきん
- 普及版 字通
- 禁止。字通「封」の項目を見る。
【封駁】ほうばく
- 普及版 字通
- 反駁して上奏する。字通「封」の項目を見る。
【封畔】ほうはん
- 普及版 字通
- 封地。字通「封」の項目を見る。
【食封】しよくほう
- 普及版 字通
- 食禄として与えられた封地。字通「食」の項目を見る。
【階封】かいほう
- 普及版 字通
- 官秩。字通「階」の項目を見る。
食封 じきふ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 「へひと」とも。封とも。律令制下の給与制度。皇族や貴族層に,封戸(ふこ)をあてて調・庸の全額,租の半分(739年以降は全給),仕丁を給付した。大化…
転封 てんぽう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 移封・所替(ところがえ)・国替(くにがえ)とも。江戸時代,幕府による大名領地の配置替え。恩賞的な加増転封,懲罰的な減封転封,行政的なものなどい…
shoyū́-sha[úu], しょゆうしゃ, 所有者
- 現代日葡辞典
- O proprietário.◇Kyōdō ~共同所有者Os co-proprietários.
こう‐ふ【功▽封】
- デジタル大辞泉
- 律令制で、親王の一品いっぽん以下、臣下の五位以上の国家に功労のあった者に与えられた封戸ふご。大功・上功・中功・下功の四等からなり、子孫への…
い‐ふ〔ヰ‐〕【位▽封】
- デジタル大辞泉
- 大宝令の制で、三位さんみ以上の諸王・諸臣に位階に応じて賜った食封じきふ。→位禄いろく
うら‐ふう【裏封】
- デジタル大辞泉
- 文書の文面を公に保証するものとして裏に記す言葉や署名。また、中世の訴訟で、訴陳状の裏に記した、当事者および奉行の花押かおう。
食封 じきふ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 律令制(りつりょうせい)における俸禄(ほうろく)の一つ。令の禄令に定められている。親王、貴族、寺院などに支給されることになっていた。特定の戸(こ…
食封 じきふ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代の封禄制度。皇族,諸臣の位階,官職,勲功者,社寺などに与えられた封戸。大化改新のとき,豪族の私地,私民を収公した代償として大夫以上に与…
封丁 ふうちょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 奈良~平安時代に,封戸 (ふこ) 50戸ごとに,2人ずつ封主に差出す仕丁。封主のもとで労役に服し,労役不要のときは養米と功銭を納める。
封禅 (ほうぜん) fēng shàn
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国の帝王がその政治上の成功を天地に報告するため,山東省の泰山で行った国家的祭典。〈封〉と〈禅〉は元来別個の由来をもつまつりであったと思わ…
たびふう【旅封】
- 改訂新版 世界大百科事典
ふうしゃく【封爵】
- 改訂新版 世界大百科事典
封泥【ふうでい】
- 百科事典マイペディア
- 木簡(もっかん)を束ねたのち,粘土で封緘(ふうかん)し押印したもので,中国,漢代以前に行われた。正方形の印が多く,山東省の臨【し】(りんし)や朝…
封泥 (ふうでい) fēng ní
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国古代において,文書や貨物を入れた袋,箱などを封印するために,かけた紐や検という木簡に着けた粘土。後世の封蠟に当たる。封泥の上に押して印…
封 常用漢字 9画
- 普及版 字通
- [字音] フウ・ホウ[字訓] つちもる・ほうずる・さかい[説文解字] [金文] [字形] 会意(ほう)+土+寸。金文の字形には、上の部分を田に作るもの…
【定封】ていほう
- 普及版 字通
- 領地定め。字通「定」の項目を見る。
【堤封】ていほう
- 普及版 字通
- 堤防。また、およそ。あらまし。漢・班固〔西都の賦〕下に白の沃(よく)、衣の源り。堤封(大凡)五、疆(きやうえき)綺(き)のごとくつ。字通「堤」の…
【桑封】そうふう
- 普及版 字通
- 桑の木で作った位。字通「桑」の項目を見る。
【贈封】ぞうほう
- 普及版 字通
- 封号を贈る。字通「贈」の項目を見る。