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検封 ケンプウ

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デジタル大辞泉の解説

けん‐ぷう【検封】

[名](スル)
検査をして封印すること。また、封印を検査すること。
中世、犯罪人などの財産を差し押さえ、住居を封鎖すること。

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世界大百科事典 第2版の解説

けんぷう【検封】

検査して封印すること,あるいは物品を検査して差し押えること。撿封,検符とも書く。《類従三代格》の870年(貞観12)の太政官符に,大宰府庫保管の甲冑等の武具の損失にさいし,府庫が撿封されているために容易に調査することができない不便さが取り上げられている。また1187年(文治3)に〈官庫納米の習いは,納所使書生をもって撿納せしめ,また撿封せしむること諸国一同の流例なり〉(《吾妻鏡》)とされ,官公庫収納物品が検査のうえ封印されている。

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大辞林 第三版の解説

けんぷう【検封】

( 名 ) スル
検査して封印すること。また、封印を検査すること。
中世、犯罪人などの家屋・財産を差し押さえ、または封鎖すること。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

検封
けんぷう

検査し、封をすること。平安時代から室町時代にかけて、私財の差押え行為として見受けられる。犯罪が明らかになると、検非違使(けびいし)などの検断権の執行者は犯罪人の私宅、倉庫を差し押さえた。また荘園(しょうえん)や国衙(こくが)領の農民が年貢、公事(くじ)、課役を未進し、納入催促に従わないでいると、私宅、倉庫、私財の差押えが行われた。家屋、倉庫を封鎖するのが普通であるが、田畠に神木を立てて稲、麦の差押えが行われることもあった。[山本隆志]

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