こ‐がい(‥がひ)【小買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 当座に必要な分だけ少しずつ買うこと。[初出の実例]「つづまる所は小買もおなじ積りと」(出典:浮世草子・棠大門屋敷(1705)一)「毎日の…
とうざ‐がい(タウザがひ)【当座買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 さしあたり入用なだけを現金で買うこと。そのつど現金で買物をすること。当座。[初出の実例]「たばね木の当座買」(出典:浮世草子・好色…
ばい‐ち【買地】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ばいぢ」とも ) 買い入れた土地。かいち。〔文明本節用集(室町中)〕
はつ‐がい(‥がひ)【初買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 正月二日に、その年初めての買物をすること。かいぞめ。《 季語・新年 》[初出の実例]「品の無きに拘らず初買の客筋は頗る多かりし」(出…
ひめ‐かい(‥かひ)【姫買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 女郎買い。[初出の実例]「お茶屋へ行ながら姫(ヒメ)かひせずと、散財だけして」(出典:咄本・新板臍の宿かへ(19C中)二)
みつ‐ばいばい【密売買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 法律を犯して、ひそかに売り買いすること。[初出の実例]「密売買の儀は決て不相成事に候」(出典:東京府日誌‐二・明治元年(1868)一〇月)
やすもの‐かい(‥かひ)【安物買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 値段の安いものを買うこと。また、その人。[初出の実例]「安物買の主従が出る」(出典:俳諧・武玉川(1750‐76)五)
ぼろっ‐かい(‥かひ)【襤褸買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ぼろかい(襤褸買)」の変化した語 ) 相手の見さかいなく、どんな女とでも関係する男。ぼろかい。[初出の実例]「ぼろっかひ二歩一ぽ…
ふるて‐かい(‥かひ)【古手買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ふるてがい」とも ) 古着や古道具などを買うことを職とすること。また、その人。[初出の実例]「古手買は幾度袖を衣がへ〈方由〉」(出…
かい‐もどし(かひ‥)【買戻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 買い戻すこと。いったん売り渡したものを、さらに買い取ること。〔仏和法律字彙(1886)〕② 売主が、一度売り渡した物を、買主に代金を…
かい‐ぞん(かひ‥)【買損】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 買って損になること。⇔買い得。[初出の実例]「女郎の身で、かいぞんといわるる役目はいや」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)湊)
かい‐た・す(かひ‥)【買足】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 買って不足を補う。すでにある上にさらに買ってふやす。[初出の実例]「只今では隣屋敷を買いたしまして、殊之外広う住居…
かい‐だ・す(かひ‥)【買出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 買い出し①をする。[初出の実例]「此酒の安きは何処から買出して来る事ぞと気をつくれど」(出典:浮世草子・諸商人世帯気…
かい‐づみ(かひ‥)【買積】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自分の資本で商品を買い入れて船で運んで他に売る商法。[初出の実例]「若年より北国西国にかよひ、買積の手船住吉丸、仕合を打出し」(出…
かい‐どし(かひ‥)【買年】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 買うのに都合のよい年。買うと利益になる年。[初出の実例]「今年は俵物(ひゃうもの)買とし思ひ入はありながら、ない物は銀にて、さる程に…
かい‐かわせ(かひかはせ)【買為替】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かいがわせ」とも ) 外国為替銀行が、輸出業者などから外国為替手形を買い入れること。また、その手形。⇔売為替。〔模範新語通語大辞…
【買宴】ばいえん
- 普及版 字通
- 唐・五代のとき、皇帝の宴に銭帛を献じること。〔資治通鑑、後周紀二〕(太祖、広順二年)十二、~甲午、(さき)の靜度侯、買宴絹千匹・銀五百兩を獻…
【買山】ばいざん
- 普及版 字通
- 隠棲のために山を買う。〔世説新語、排調〕林()、人に因りて、深(竺法深)に就き山(がうざん)を買はんとす。深答へて曰く、未だ(父)・(許)由…
【買嘱】ばいしよく
- 普及版 字通
- 袖の下。字通「買」の項目を見る。
【買売】ばいばい
- 普及版 字通
- 売買。字通「買」の項目を見る。
【買夜】ばいや
- 普及版 字通
- 夜遊び。字通「買」の項目を見る。
かい‐こ〔かひ‐〕【買(い)子】
- デジタル大辞泉
- 雇われて、品物の買い入れの仕事をする者。
かい‐ぎょく〔かひ‐〕【買(い)玉】
- デジタル大辞泉
- 「買建玉かいだてぎょく」に同じ。⇔売り玉。
かい‐ささえ〔かひささへ〕【買(い)支え】
- デジタル大辞泉
- 相場が下落しかけたときに、買いの注文を出して値下がりを防ぐこと。
かい‐たて〔かひ‐〕【買(い)立て】
- デジタル大辞泉
- 1 買って間もないこと。また、その品物。2 むやみに物品を買うこと。
かい‐た・てる〔かひ‐〕【買(い)立てる】
- デジタル大辞泉
- [動タ下一][文]かひた・つ[タ下二]むやみに買い込む。どんどん買い入れる。「出物を端から―・てる」
かい‐どき〔かひ‐〕【買(い)時】
- デジタル大辞泉
- 買うのに有利でちょうどよい時期。「相場が下がって今が買い時だ」
かい‐どんや〔かひ‐〕【買問屋】
- デジタル大辞泉
- ⇒かいといや
かい‐もと・める〔かひ‐〕【買(い)求める】
- デジタル大辞泉
- [動マ下一][文]かひもと・む[マ下二]金を払ってほしい物を手に入れる。「探していた名画をやっと―・める」
けい‐ばいばい【競売買】
- デジタル大辞泉
- ⇒きょうばいばい(競売買)
買辦 (ばいべん) mǎi bàn
- 改訂新版 世界大百科事典
- 外国の資本家に従属し,自国内の商取引を請け負う商人をいう。英語ではコンプラドルcompradore,compradorという。ポルトガル語のcomprar(買う)か…
買宿 (かいやど)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代,大都市問屋商人のために,生産地にあって商品の仕入買集めの補助をなした商業組織の一種。絹,生糸,木綿,繰綿,麻,紅花などの繊維製品…
買持ち かいもち
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
かいづかれ【買疲れ】
- 改訂新版 世界大百科事典
a・pi・ñar, [a.pi.ɲár]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [他] 詰め込む.━~・se[再] ぎっしり詰まる,群がる.La gente se apiñaba ante los escaparates.|ショーウインドーの前は黒山の人だかりだ…
ca・lar2, [ka.lár]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [他]1 染み通る,ずぶぬれにする.La lluvia ha calado el abrigo.|雨がコートの裏まで染み通った.2 貫く,突き通す.calar una tabla con la barr…
くがつ
- プログレッシブ ロシア語辞典(和露編)
- сентя́брь~に‖в сентябре́
GOZENSHU9
- デジタル大辞泉プラス
- 岡山県真庭市、御前酒蔵元辻本店が製造する日本酒。
EZ-9
- デジタル大辞泉プラス
- ホンダ(本田技研工業)が1990年から製造・販売した無段階変速によるスクーター並みの手軽さを持つ小型オフロード専用バイク。総排気量90cc(小型自…
T9
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 米Tegic Communications社が開発した、単語予測型の携帯電話向け文字入力システム。50音の段から入力される文字を予測し、従来の文字入力システムよ…
おさえ‐がい(おさへがひ)【押買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中世、商品買取り方法の一つ。あらかじめ品物を買い占めておき、後日品薄のために価格が騰貴するのを待って売り、巨利を得るもの。押し…
おち‐がい(‥がひ)【落買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 抜け落ちた髪の毛を買い集めること。また、それを業とするもの。その毛髪で髢(かもじ)をつくった。「おちゃないか、おちゃないか」と呼び…
かい‐もち(かひ‥)【買持】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 買い入れた株券、商品などを手持ちにしていること。また、そのもの。② 株券、商品などを買い付けてまだ転売しないこと。また、そのもの…
かい‐や(かひ‥)【買屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 取引市場で買いによって利益を得ようとする人。また、信用取引で買建てしている人。同じ銘柄を買い続けている人。⇔売屋。[初出の実例]「…
かい‐れんごう(かひレンガフ)【買連合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 株式市場や商品市場で、買方が一致した行動に出ること。また、そのグループ。買連盟。〔英和商業新辞彙(1904)〕
かせ‐かい(‥かひ)【&JISEB82;買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 かせ糸を買うこと。また、それを買い歩いて織屋に渡す商人。[初出の実例]「あすはかせ買(カイ)の誰、夜るは去る侍方と様々替男(かへおと…
めいめい‐がい(‥がひ)【銘銘買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 各自がそれぞれに買うこと。個人で調達すること。[初出の実例]「毎日の髪油、めいめい買(カイ)にする事もふびんなれば」(出典:浮世草子…
のべ‐がい(‥がひ)【延買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 延取引の約束で買い入れること。延払いの契約で商品を仕入れること。
みこし‐がい(‥がひ)【見越買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相場の騰貴を見越して買うこと。思惑買い。
ぼうせん‐がい(バウセンがひ)【防戦買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 取引市場で、売りたたきに対して、相場の下落を防いだり、買い占めに対抗するために買い進むこと。〔商業経済辞典(1938)〕