へいけ‐がに【平家×蟹】
- デジタル大辞泉
- ヘイケガニ科の甲殻類。甲幅2センチくらい。甲は丸みを帯びた方形で、人面状の隆起がある。歩脚の後ろ二対は短くて背面にあり、これで貝殻を背負う。…
平家蟹 へいけがに
- 日中辞典 第3版
- 〈動物〉日本关公蟹rìběn guāngōngxiè.
へいけ‐がに【平家蟹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ヘイケガニ科の中形のカニ。甲長約二センチメートル。あしを伸ばすと一〇センチメートルぐらいになり、泥色のものが多い。甲の人面模様の…
平家蟹 (ヘイケガニ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Neodorippe japonica動物。ヘイケガニ科のカニ
おに‐がに【鬼蟹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「へいけがに(平家蟹)」の異名。[初出の実例]「鬼蟹一籠恵レ之」(出典:実隆公記‐永正八年(1511)二月二四日)
たけぶん‐がに【武文蟹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「へいけがに(平家蟹)」の異名。[初出の実例]「義に死し武文蟹よ直に這へ」(出典:俳諧・千代見草(1692))
しまむら‐がに【島村蟹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「へいけがに(平家蟹)」の異名。[初出の実例]「嶋村蟹おもかはりせん春の月〈重以〉」(出典:俳諧・雑巾(1681)春)
豆平家蟹 (マメヘイケガニ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Tymolus japonicus動物。マメヘイケガニ科のカニ
鮫肌平家蟹 (サメハダヘイケガニ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 動物。節足動物
おさだ‐がに(をさだ‥)【長田蟹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おさだかに」とも ) 「へいけがに(平家蟹)」の異名。〔尾張方言(1749)〕長田蟹の補助注記源義朝を殺した罪で頼朝に誅(ちゅう)さ…
がんめん‐きん【顔面筋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 目、鼻、口の周囲に密集している筋肉の総称。表情の生起と関係することから表情筋ともいう。顔面筋肉。[初出の実例]「顔面筋(ガンメンキ…
壇之浦 だんのうら
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 山口県下関(しものせき)市の関門海峡最狭部の早鞆ノ瀬戸(はやとものせと)北西側の海岸一帯をさす。源平合戦最後の舞台として知られ、平家蟹(がに)や…
あな‐ばいり(‥ばひり)【穴這入】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「あなはいり」とも )① 穴に這い入ること。穴に入り込むこと。[初出の実例]「どふでもへびめは、あなばいりするがゑてものだから」(出…
平家谷へいけだに
- 日本歴史地名大系
- 広島県:沼隈郡沼隈町中山南村平家谷[現]沼隈町中山南 横倉中山南(なかさんな)の東方、山南川上流の谷で、平家の落人伝説が残る。平氏が屋(や)…
伊切村いきりむら
- 日本歴史地名大系
- 石川県:加賀市伊切村[現]加賀市伊切町・手塚町(てづかまち)新保(しんぼ)村の南西にあり、日本海に臨む。寛政六年(一七九四)の御郡之覚抜書…
みもすそ川みもすそがわ
- 日本歴史地名大系
- 山口県:下関市赤間関みもすそ川火(ひ)の山の麓に流れを発し、関門(かんもん)海峡に注ぐ小川。源平壇之浦合戦の安徳天皇入水の時、天皇の問に答…
椿山つばやま
- 日本歴史地名大系
- 高知県:吾川郡池川町池川村椿山[現]池川町大野 椿山土居(どい)川の支流椿山川を北へ約五キロさかのぼった、標高約六〇〇メートルの東面したわず…
平家 へいけ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →平氏
へい‐け【平家】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 平(たいら)の姓をもつ氏族。特に、桓武平氏の一流で平安末期に政権をにぎった平清盛の一族。へいし。[初出の実例]「平家自二往昔…
hiráyá, ひらや, 平家[屋]
- 現代日葡辞典
- Uma casa, só com rés-do-chão. [S/同]Ikkáí-dáté.
Héike, へいけ, 平家
- 現代日葡辞典
- 【A.】1 [平氏] Os Heike;o clã [a família] Taira.◇~ monogatari平家物語A cró[ô]nica [gesta/história] dos…
平家 へいけ
- 日中辞典 第3版
- 〈歴史〉平氏家族Píngshì jiāzú.
平家【へいけ】
- 百科事典マイペディア
- →平氏(へいし)
平家 (へいけ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 狂言謡の曲名。平曲の旋律を模して,源平合戦の〈一ノ谷の戦〉の模様を滑稽(こつけい)な詞章に託して語る短い謡い物。狂言《丼礑(どぶかつちり)…
平家 (へいけ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →平氏
へい‐け【平家】
- デジタル大辞泉
- 平たいらの姓を名乗る一族。特に、平安末期に政権を握った平清盛の一族。平氏へいし。「平家物語」の略。「平家琵琶」の略。「―にもあらず、舞にもあ…
七転び八起き
- ことわざを知る辞典
- 何度失敗しても屈することなく立ち上がることのたとえ。また、人の世の浮き沈みの激しいことのたとえ。 [使用例] 小僧上りの者は、鼻垂時代から厳格…
つれ‐へいけ【連平家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「つれべいけ」とも ) 平家琵琶を二人以上で合奏しながら語ること。[初出の実例]「真都(しんいち)と覚一検挍と、二人つれ平家を歌ける…
へいけ【平家(平曲)】
- 改訂新版 世界大百科事典
壇之浦だんのうら
- 日本歴史地名大系
- 山口県:下関市壇之浦関門(かんもん)海峡の最も狭くなる現下関市壇之浦町辺りで、門司(もじ)(現福岡県北九州市)の潮見鼻(しおみはな)・柁(…
へいけ【平家(姓)】
- 改訂新版 世界大百科事典
ひら‐や【平屋・平家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平屋造りの家。一階建ての家。[初出の実例]「平家をひらやによみなして、ひらやなるむねもりいかにさはぐらむはしらとたのむすけををとし…
へいけ‐ぼたる【平家蛍】
- デジタル大辞泉
- ホタル科の昆虫。ゲンジボタルより小形で体長8ミリくらい。体は黒色、胸部は赤橙色で黒い縦線があり、尾端に発光器をもつ。幼虫は水田・池などにすみ…
平家谷 へいけだに
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 平家の落人(おちゅうど)が隠れ住み着いたとする伝説の地。熊本県の五家荘(ごかのしょう)、宮崎県の椎葉(しいば)・米良(めら)、徳島県の祖谷(いや)、…
へいけぼし【平家星】
- 改訂新版 世界大百科事典
平家星 へいけぼし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- オリオン座α星ベテルギウスの和名。オリオン座の三つ星をはさんで,ベテルギウスとリゲルが,一方は赤く一方は白く輝くさまを,平家の赤旗と源氏の白…
平家貞
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:仁安2.5.28(1167.6.17) 生年:永保2(1082) 平安末期の武士。平氏の初期の有力な家人として著名。平氏の一族ながら父進三郎家房が平正盛の郎等…
平家貞 たいらのいえさだ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。平安末期の武将。進三郎大夫季房(しんのさぶろうだいぶすえふさ)の子。一説に筑後守範季(ちくごのかみのりすえ)の子ともいう。平忠盛(た…
平家蛍 (ヘイケボタル)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Luciola lateralis動物。ホタル科の昆虫
fuhéí-ká, ふへいか, 不平家
- 現代日葡辞典
- O resmungão.
へいけ‐だに【平家谷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 昔、平家の残党が隠れ住んだという伝説のある地。多くは山間の僻地。新潟県岩船郡朝日村三面(みおもて)、富山県南砺市五箇山地方、徳島県…
平家杉
- 事典・日本の観光資源
- (栃木県日光市)「とちぎの名木100選」指定の観光名所。
へいけ‐どり【平家鳥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鳥「あび(阿比)」の異名。
へいけ‐ぶし【平家節】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平曲の曲節。また、それを応用した謡。[初出の実例]「『河竹の流れの女と成、前の世の報ゐまで、思ひやるこそ悲しけれ』へい家ぶしなり」…
ふへい‐か【不平家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 よく不平を言う人。なにかにつけて不平を言う人。[初出の実例]「民間に何程の不平家があっても」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)
平家谷【へいけだに】
- 百科事典マイペディア
- →平家伝説
へいけ‐どり【平家鳥】
- デジタル大辞泉
- アビのこと。瀬戸内海地方でいう。
へいけ‐ぶし【平家節】
- デジタル大辞泉
- 狂言の謡うたいで、平曲めかしてうたう曲節。
平家谷 へいけだに
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平家の落人が隠れ住んだといわれる土地の伝説。多くは山間の僻地であるが離島にも及んでいる。有名なものは九州の五家荘 (ごかのしょう) ,椎葉,米…
へいけ‐ぼたる【平家蛍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ホタル科の甲虫。体長七~一〇ミリメートル。ゲンジボタルに似るが小形で、発光も弱い。体は黒色、胸部背面は桃赤色で中央に黒色の幅広い…