平家蛍(読み)ヘイケボタル

デジタル大辞泉 「平家蛍」の意味・読み・例文・類語

へいけ‐ぼたる【平家蛍】

ホタル科の昆虫ゲンジボタルより小形で体長8ミリくらい。体は黒色胸部赤橙色で黒い縦線があり、尾端発光器をもつ。幼虫水田・池などにすみ巻き貝のカワニナを食べ、6月ごろ成虫になる。

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精選版 日本国語大辞典 「平家蛍」の意味・読み・例文・類語

へいけ‐ぼたる【平家蛍】

  1. 〘 名詞 〙 ホタル科の甲虫。体長七~一〇ミリメートル。ゲンジボタルに似るが小形で、発光も弱い。体は黒色、胸部背面は桃赤色で中央に黒色の幅広い縦すじがある。最も普通のホタル。幼虫は水田か池に生息し、モノアラガイ類を食べる。日本各地、シベリア東部に分布。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「此美観を蛍合戦と称し随って源氏蛍、平家蛍(ヘイケホタル)の名も出来たのであるが」(出典面白半分(1917)〈宮武外骨蛍合戦は恋の争ひ)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「平家蛍」の解説

平家蛍 (ヘイケボタル)

学名Luciola lateralis
動物。ホタル科の昆虫

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