エーワース(英語表記)Ewers, Hans Heinz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エーワース」の意味・わかりやすい解説

エーワース
Ewers, Hans Heinz

[生]1871.11.3. ジュッセルドルフ
[没]1943.6.12. ベルリン
ドイツの怪奇小説作家。 E.T.A.ホフマンや E.A.ポーの影響を受け,怪奇でエロチックな作品にその才を示した。出世作であり,数回にわたって映画化された『妖魔Alraune (1911) ,『吸血鬼』 Der Vampir (20) などがある。またナチス入党 (31) するなど民族主義的な活動も目立った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android