ガイガーミュラー計数管（読み）ガイガーミュラーケイスウカン

デジタル大辞泉

ガイガーミュラー‐けいすうかん〔‐ケイスウクワン〕【ガイガーミュラー計数管】

放射線測定器の一。アルゴンなどの気体を封入した金属円筒を陰極、その中心に張った針金を陽極とし、高電圧をかけたもの。放射線が入射すると放電が起こり、その時の電流を増幅して計測する。1928年にガイガーとミュラー（W.Müller）が考案。ガイガーカウンター。ガイガー計数管。GM管。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ガイガー‐ミュラー‐けいすうかん ‥ケイスウクヮン【ガイガーミュラー計数管】

〘名〙 (考案者 H. Geiger および W. Müller の名から) 放射能測定装置で計数管の一種。金属円筒を陰極、その中心軸に張った針金を陽極とし、中にアルゴンやヘリウムなどのガスを封入して高電圧をかけたもの。放射線が入射すると両極間で放電が起こるので、その放電電流を増幅して測定する。おもにβ線、γ線測定に用いる。ガイガー計数管。

出典　精選版 日本国語大辞典