ゲイ=リュサックの法則(読み)ゲイ=リュサックのほうそく(英語表記)Gay-Lussac's law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲイ=リュサックの法則」の意味・わかりやすい解説

ゲイ=リュサックの法則
ゲイ=リュサックのほうそく
Gay-Lussac's law

J.ゲイ=リュサックが発見した気体体積に関する2つの法則。第一法則 (1801) は,すべての気体は一定圧力もとでほぼ同じ熱膨張率 1/273 をもつというもので,ボイル=シャルルの法則一部をなしている。第二法則 (05) は,気体のみが関係する化学反応において,反応前の各気体の体積と生成気体の体積は,圧力と温度が一定のとき,簡単な整数比をなすというもので,気体反応の法則とも呼ばれる。 (→シャルルの法則 )

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法則の辞典 「ゲイ=リュサックの法則」の解説

ゲイ=リュサックの法則【Gay Lussac's law】

通常シャルルの法則*と同じく熱膨張係数一定の法則(第一法則)を指すが,気体反応容積の法則*(第二法則)を意味することもある.

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