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ゲイ=リュサック Gay-Lussac, Joseph Louis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゲイ=リュサック
Gay-Lussac, Joseph Louis

[生]1778.12.6. オートビエンヌ,サンレオナール
[没]1850.5.9. パリ
フランスの化学者,物理学者。パリのエコール・ポリテクニク,土木学校卒業。エコール・ポリテクニクで A.フールクロアの実験助手当時,熱による気体の膨張の法則を発見 (1802) 。フールクロアの後継者として化学教授 (10) 。パリ大学物理学教授 (08~32) 。パリの国立自然史博物館化学教授 (32) 。フランス学士院会員 (06) 。上院議員 (39) 。フランス学士院の高層大気の観測計画に中心的な役割を演じ (04) ,地磁気,気象学の重要な研究を行なった。さらに気体反応の法則を発見 (09) ,A.アボガドロの仮説 (アボガドロの法則 ) 形成のための重大な布石を配した。化学研究にも多くのすぐれた業績を残しており,カリウムの単離 (08) ,ホウ素 (09) ,ヨウ素の発見 (14) ,有機分析法の改良および多数の有機化合物の組成決定などが知られるが,特に青酸の組成の研究は,当時有力視されていた A.ラボアジエの酸・酸素説をくつがえすものとして貴重。またシアンの単離はその後の有機化学における複合基理論の発展を促すことになった。応用化学の分野でも硫酸製造法の改良 (ゲイ=リュサック塔) をはじめとする多方面の業績を残している。

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