リュネビルの和約(読み)リュネビルのわやく(英語表記)Treaty of Lunéville

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リュネビルの和約」の意味・わかりやすい解説

リュネビルの和約
リュネビルのわやく
Treaty of Lunéville

1801年2月9日締結されたフランス,オーストリア間の平和条約。 1800年マレンゴとホーエンリンデン両地におけるナポレオン (1世) の勝利結果結ばれたもので,カンポフォルミオ条約を再確認し,チザルピーナ国境の確定,フランスのライン川左岸領有を規定し,イタリアにおいてはチザルピーナ,リグリア両共和国を保護下におき,トスカナにエトルリア王国を建設することとした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android