再読(読み)サイドク

デジタル大辞泉 「再読」の意味・読み・例文・類語

さい‐どく【再読】

[名](スル)
もう一度読むこと。読みなおすこと。「再読して作品真価を知る」
漢文を訓読するときに、一度読んだ文字をもう一度読むこと。底反り。
[類語]読み返す・読み直す

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精選版 日本国語大辞典 「再読」の意味・読み・例文・類語

さい‐どく【再読】

〘名〙
① もう一度読むこと。読みかえすこと。再誦
※殿村篠斎宛馬琴書簡‐天保四年(1833)七月一三日「御再読の上、尚亦貴評承りたく奉存候」 〔新唐書‐蒋乂伝〕
漢文訓読の際、ある特定漢字二度読むこと。平安中期以降行なわれるようになった。底反(そこがえり)。→再読文字

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普及版 字通 「再読」の読み・字形・画数・意味

【再読】さいどく

二度よむ。〔唐書乂伝〕乂、性、七の時、信の哀江南の賦を見、再讀して輒(すなは)ち誦す。~冠するに(およ)んで、群綜(がいそう)す。

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