デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「十時孫左衛門(初代)」の解説 十時孫左衛門(初代) ととき-まござえもん ?-1643 江戸時代前期の陶工。朝鮮からつれてこられ,上野(あがの)焼の祖となった上野喜蔵の次男。寛永9年細川忠利(ただとし)の転封(てんぽう)にしたがい父が肥後(熊本県)に移住。孫左衛門は義弟渡久左衛門とともに豊前(ぶぜん)上野(福岡県)にとどまって新藩主小笠原氏につかえ,上野焼2代をついだ。寛永20年死去。名は甫久。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例