土居香国(読み)どい こうこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土居香国」の解説

土居香国 どい-こうこく

1850-1921 明治-大正時代の漢詩人。
嘉永(かえい)3年8月18日生まれ。逓信省にはいり,東京郵便電信局長などをつとめる。森槐南(かいなん)のあとをうけて随鴎吟社を主宰,雑誌「随鴎集」を編集した。大正10年12月13日死去。72歳。土佐(高知県)出身本姓越智。名は通予。字(あざな)は子順。通称は莞爾,竜輔。作品に「仙寿山房詩文鈔」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android