デジタル大辞泉 「垂下」の意味・読み・例文・類語 すい‐か【垂下】 [名](スル)垂れ下がること。垂らすこと。「その髯ひげが…頤あごの方向に―している」〈啄木・雲は天才である〉[類語]下がる・掛かる・垂れる・しだれる・垂れ下がる・ぶら下がる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「垂下」の意味・読み・例文・類語 たれ‐さが・る【垂下】 〘自ラ五(四)〙 下に向かってたれる。ぶらさがる。たりさがる。※今昔(1120頃か)五「けから女を負〈略〉、錫杖を女の尻に充てて、垂下ればゆすり上て行くを」※都会の憂鬱(1923)〈佐藤春夫〉「空を見上げて何と今日は鬱陶しい雲が垂れさがってゐることだらうと思った」 すい‐か【垂下】 〘名〙 たれ下がること。また、たれ下げること。たらすこと。※航米日録(1860)二「是を檣頭に立て、夫れに接て鉄鎖を海中へ垂下す、是にて落雷の憂なしと云ふ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報