垂れる(読み)シダレル

  • ▽垂れる/枝垂れる
  • しだ・れる
  • た・れる

デジタル大辞泉の解説

[動ラ下一][文]しだ・る[ラ下二]《「しだる」(四段)の下二段化》細い枝などが、長くたれ下がる。
「暗い空に赤い光が柳のように―・れた」〈万太郎・露芝〉
[動ラ下一][文]た・る[ラ下二]

㋐ひと続きのものの端が下の方へ低く、力なく下がる。また、一部分が下がった状態で位置する。「電線が―・れる」「雲が低く―・れる」「目じりが―・れている」
㋑水などが何かをつたって少しずつ落ちる。しずくとなって下に落ちる。したたり落ちる。「水が―・れる」「よだれが―・れる」

㋐ひと続きのものの端を下の方へだらりと下げる。たらす。「釣り糸を―・れる」「首を―・れる」
㋑目上の者が目下の者に示したり、与えたりする。「教えを―・れる」「恵みを―・れたもう」
㋒のちのちまで残す。「名を後世に―・れる」
㋓(「放れる」とも書く)大小便や屁(へ)などをする。排泄(はいせつ)する。「寝小便を―・れる」
㋔「言う」を卑しめていう語。「文句を―・れる」
「剃る」の忌み詞。また、刃物がよく切れる。
「あんまりよい月影に額―・れうと思うて」〈浄・重井筒
「鋏(はさみ)をくれる筈ぢゃが、―・るるかしらぬ」〈浮・一代男・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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