大場一真斎(読み)おおば いっしんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大場一真斎」の解説

大場一真斎 おおば-いっしんさい

1803-1871 江戸時代後期の武士
享和3年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩執政。武田耕雲斎,岡田徳至(のりよし)とともに「三隠」とよばれ,藩内改革派の声望をあつめた。「戊午(ぼご)の密勅」問題では返納不可の立場をつらぬく。東禅寺事件で謹慎処分となるが復職。文久3年から京都警備を担当。明治4年1月15日死去。69歳。名は景淑。通称弥右衛門,主膳正。別号に風軒

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android