山口草堂(読み)やまぐち そうどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口草堂」の解説

山口草堂 やまぐち-そうどう

1898-1985 昭和時代俳人
明治31年7月27日生まれ。水原秋桜子に師事し,昭和6年「馬酔木(あしび)」に参加。大阪馬酔木会をおこし,10年「南風」を創刊,主宰。生きる証(あかし)としての俳句を提唱した。52年「四季蕭嘯(しょうしょう)」で蛇笏(だこつ)賞。昭和60年3月3日死去。86歳。大阪出身。早大中退。本名太一郎句集に「帰去来」など。
格言など】雲凌ぐ大杉鷹の羽かかり(「四季蕭嘯」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android