常康親王(読み)つねやすしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「常康親王」の解説

常康親王 つねやすしんのう

?-869 平安時代前期,仁明(にんみょう)天皇の第7皇子。
母は紀種子(きの-たねこ)。天皇にかわいがられ,その死の翌年仁寿(にんじゅ)元年,父を追慕して出家した。貞観(じょうがん)11年住居の雲林院遍昭(へんじょう)に託して寺院とした。同年5月14日死去。通称は雲林院宮。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android