弘円(読み)こうえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弘円」の解説

弘円 こうえん

1442-? 室町-戦国時代仏師
嘉吉(かきつ)2年生まれ。鎌倉を中心に活躍し,慶派作風をつたえる。文明17年鎌倉長谷寺の十一面観音像の光背(こうはい)を修理。現存作品に永正(えいしょう)8年の東京天寧寺の釈迦如来(しゃかにょらい)像など。通称は下野法眼(しもつけほうげん)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android