精選版 日本国語大辞典 「房中」の意味・読み・例文・類語 ぼう‐ちゅう バウ‥【房中】 〘名〙① へやのなか。※玉葉‐元暦元年(1184)一〇月一五日「又自身及房中之輩、各有二感応元夢想等一」※源平盛衰記(14C前)二八「件の夜房中(バウチウ)の人を出して、雑穢を掃除し」 〔礼記‐喪大記〕② 閨房のなか。寝室の中。※小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「其風俗を写さんとて只管房中(バウチウ)の隠微をあばきて」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「房中」の読み・字形・画数・意味 【房中】ぼう(ばう)ちゆう 室内。また、道家の房中術。〔抱朴子、釈滞〕行(かうき)(行気)と云ふと雖も、行に數法り。中と曰ふと雖も、中のに(ほ)ぼ百餘事り。と曰ふと雖も、の法、略(ほ)ぼ千條り。字通「房」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報