デジタル大辞泉 「散ける」の意味・読み・例文・類語 ばら・ける【▽散ける】 [動カ下一][文]ばら・く[カ下二]まとまっていたものがばらばらになる。「髪が―・ける」「練り餌が水中で―・ける」[類語]崩れる・乱れる・潰乱かいらんする・かき乱す・乱す・崩す・破綻 あら・ける【▽散ける/粗ける】 [動カ下一][文]あら・く[カ下二]1 間を離す。ちらばらせる。特に、火や灰などをかき広げる。「ぷすぷすけぶる雑木を大火箸で―・け」〈藤村・千曲川のスケッチ〉2 道や場所をあける。〈日葡〉3 離れ離れになる。ちりぢりになる。「兵三百余人討たれにければ、東西に―・けて」〈太平記・一九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例