栗原子公(読み)くりはらの こきみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗原子公」の解説

栗原子公 くりはらの-こきみ

?-? 奈良時代の官吏
天応元年(781)先祖の伊賀都臣(いかつのおみ)が中臣(なかとみ)氏とおなじ天之御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)の子孫であるとして氏替えを嘆願,一族18人が中臣栗原氏をゆるされた。伊賀都臣が百済(くだら)(朝鮮)にわたってもうけた子が帰国,美濃(みの)不破(ふわ)郡栗原に居住,栗原氏を称していたという。大炊助(おおいのすけ)。延暦(えんりゃく)9年(790)藤原乙牟漏(おとむろ)の御葬司(ごそうし)をつとめた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android