水野忠敬(読み)みずの ただのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水野忠敬」の解説

水野忠敬 みずの-ただのり

1851-1907 幕末-明治時代の大名,華族
嘉永(かえい)4年7月10日生まれ。慶応2年(1866)駿河(するが)(静岡県)沼津藩主水野家に分家から養子にはいり,同家8代となる。戊辰(ぼしん)戦争では新政府軍に恭順,甲府城代に任じられて佐幕派鎮定にあたる。徳川宗家の駿府(すんぷ)入封により,上総(かずさ)(千葉県)菊間転封(てんぽう)。のち子爵。明治40年8月17日死去。57歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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