犬山[市](読み)いぬやま

百科事典マイペディア 「犬山[市]」の意味・わかりやすい解説

犬山[市]【いぬやま】

愛知県北西部の市。1954年市制。西部は濃尾平野東部丘陵地で,北境を流れる木曾川に面して犬山城をもつ成瀬氏城下町から発達した市街があり,名鉄犬山線,小牧線,広見線が通じる。飛騨木曾川国定公園に属する日本ライン,毎年6月〜9月までの木曾川河岸での鵜飼いサルの生態研究を行う日本モンキーセンターのある日本モンキーパークをはじめ入鹿(いるか)池や明治村,岐阜県可児(かに)市との境に1983年開館の野外民族博物館リトルワールドをもつ観光都市である。1960年代から工業団地が造成され,プラスチック製品,金属工業などが進出し,名古屋市の衛星都市化も進む。74.90km2。7万5198人(2010)。
→関連項目小弓荘

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