稲葉鯤(読み)いなば こん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲葉鯤」の解説

稲葉鯤 いなば-こん

1817-1888 江戸後期-明治時代の書家
文化14年生まれ。町医の娘。幼時から書にすぐれ,文政5年(1822)から江戸で活躍。8年京都へいき,光格上皇に書をみせて名をあげる。のち大坂で出羽(でわ)久保田藩(秋田県)の御用商人と結婚。渓斎英泉の絵にかいた書がのこる。明治21年1月11日死去。72歳。越後(えちご)(新潟県)出身通称は愛。号は東海女史。後名は三尾,三保

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android