縮砂(読み)シュクシャ

デジタル大辞泉 「縮砂」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐しゃ【縮砂】

ショウガ科多年草。高さ1~2メートル。葉は披針ひしん形で大きく、互生する。純白で強い芳香をもつ花を穂状につける。種子塊を漢方健胃薬などに用いる。東南アジア分布

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「縮砂」の解説

しゅくしゃ【縮砂】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)一つ。ショウガ科シュクシャの種子を乾燥したもの。健胃整腸などの作用がある。神経性胃炎慢性胃炎胃潰瘍(かいよう)に効く安中散(あんちゅうさん)食欲不振、慢性下痢病後の体力回復に効く参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)などに含まれる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「縮砂」の解説

縮砂 (シュクシャ)

学名Hedychium coronarium
植物。ショウガ科の園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報