コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

安中散 あんちゅうさん

2件 の用語解説(安中散の意味・用語解説を検索)

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

あんちゅうさん【安中散】

漢方薬の一つ。生薬(しょうやく)桂皮(けいひ)延胡索(えんごさく)牡蛎(ぼれい)茴香(ういきょう)甘草(かんぞう)縮砂(しゅくしゃ)良姜(りょうきょう)などを含む。市販品には茯苓(ぶくりょう)を加えたものもある。宋(そう)代の医学書『和剤局方(わざいきょくほう)』などに処方が示されている。神経性胃炎胃酸過多慢性胃炎胃下垂胃潰瘍(かいよう)十二指腸潰瘍などに用い、みぞおちの痛み、嘔吐(おうと)消化不良、腹が張る、胸焼け、口に酸っぱい水が上がってくるといった症状をともなっているとき、とくに有効とされる。冷え症貧血ぎみ、また痩(や)せて体力のない人がおもな対象。このような人は腹力が弱く、腹に動悸(どうき)がみられ、水が溜(た)まっていることもある。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

安中散の関連キーワード漢方薬生薬和漢薬薬酒健胃薬草薬方薬和薬上薬処方薬

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

安中散の関連情報