コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

安中散 あんちゅうさん

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

あんちゅうさん【安中散】

漢方薬の一つ。生薬(しょうやく)桂皮(けいひ)延胡索(えんごさく)牡蛎(ぼれい)茴香(ういきょう)甘草(かんぞう)縮砂(しゅくしゃ)良姜(りょうきょう)などを含む。市販品には茯苓(ぶくりょう)を加えたものもある。宋(そう)代の医学書『和剤局方(わざいきょくほう)』などに処方が示されている。神経性胃炎胃酸過多慢性胃炎胃下垂胃潰瘍(かいよう)十二指腸潰瘍などに用い、みぞおちの痛み、嘔吐(おうと)消化不良、腹が張る、胸焼け、口に酸っぱい水が上がってくるといった症状をともなっているとき、とくに有効とされる。冷え症貧血ぎみ、また痩(や)せて体力のない人がおもな対象。このような人は腹力が弱く、腹に動悸(どうき)がみられ、水が溜(た)まっていることもある。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

安中散の関連キーワード胃腸薬

今日のキーワード

衣笠祥雄

[生]1947.1.18. 京都プロ野球選手。京都の平安高校時代,捕手として甲子園に出場。高校卒業後,1965年広島東洋カープに入団。内野手に転向し,1970年 10月 19日の対読売ジャイアンツ (...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android