船原温泉(読み)ふなばらおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「船原温泉」の意味・わかりやすい解説

船原温泉
ふなばらおんせん

静岡県伊豆半島中央部、伊豆市にある温泉。天城温泉郷(あまぎおんせんきょう)の一湯。泉質硫酸塩泉。狩野(かの)川の支流船原川に沿い船原トンネルを通って伊豆西海岸の土肥(とい)港に向かう国道136号の途中にある山間の温泉地。近く弘法(こうぼう)大師ゆかりの宝蔵院があり、その山門は名高い。

[北川光雄]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「船原温泉」の意味・わかりやすい解説

船原温泉
ふなばらおんせん

静岡県東部,伊豆半島中部,伊豆市にある温泉。泉質は含芒硝性苦味泉。泉温 32~60℃。神経痛婦人病,胃腸病などにきく。周囲の天城高原には狩猟地が多く,猪鍋やお狩場焼きは名物付近に鮎止ノ滝,宝蔵院などがある。

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デジタル大辞泉プラス 「船原温泉」の解説

船原温泉

静岡県伊豆市、伊豆半島中央部にある温泉。狩野川支流の船原川沿いの山間に位置する。

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