デジタル大辞泉
「芽キャベツ」の意味・読み・例文・類語
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め‐キャベツ【芽キャベツ】
〘名〙 (キャベツはcabbage) キャベツの
栽培品種。
ベルギー原産で、明治初年頃渡来し、
西洋野菜として栽培される。茎は高さ一メートル内外。伸長した茎の葉腋ごとに径三センチメートルほどの
球状の芽が
多数つく。一般に、その芽を芽キャベツといい、
西洋料理の付け合わせなどに用いる。こもちたまな。こもちかんらん。《季・冬》
※紫陽花舎閑話(1936)〈
鏑木清方〉「丁度芽キャベツそっくりで」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
食の医学館
「芽キャベツ」の解説
めきゃべつ【芽キャベツ】
芽キャベツの原産地はベルギーのブリュッセル。ふつうのキャベツの芽ではなく、キャベツの栽培変種です。茎の先端にある葉のつけ根にピンポン玉ほどの大きさの芽がつき、一株にたくさんつくため、子持ちキャベツとも呼ばれています。芽キャベツはキャベツ同様にビタミン、ミネラルともに豊富に含んでいますが、含有量はその小さな姿からは想像できないほど多いのです。
とくにビタミンCは100g中160mgも含んでいます。Cは活性酸素の発生を抑えると同時に、発がん性物質の生成を防ぎます。また、細胞と細胞を強く結びつけるコラーゲンを生成します。これらの働きでがん予防に高い効果が期待できます。コラーゲンの生成は美肌にも効果的。食物繊維も5.5gとキャベツ以上に含んでいるので、便秘改善にも役立ちます。
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