西域水道記(読み)セイイキスイドウキ

デジタル大辞泉 「西域水道記」の意味・読み・例文・類語

せいいきすいどうき〔セイヰキスイダウキ〕【西域水道記】

中国地理歴史書。5巻。の徐松撰。1823年刊。天山南路天山北路の地理や歴史を、実地調査をもとに、水系中心記述したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「西域水道記」の意味・読み・例文・類語

せいいきすいどうき セイヰキスイダウキ【西域水道記】

中国の地理書五巻。清の徐松撰。一八二三年刊。天山南北路新疆)の実地調査に基づいて、水系を中心に近辺の地理と歴史を記述。流入する湖沼ごとに河川を分類一括。西域研究に不可欠の文献

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西域水道記」の意味・わかりやすい解説

西域水道記
せいいきすいどうき
Xi-yu Shui-daoji; Hsi-yü Shui-tao-chi

中国,清代に東トルキスタンの水系をもとにして,地理,歴史を記した書。5巻。徐松撰。イリに流刑された撰者が実地踏査して書いたもので,名著といわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報