豊浦懐(読み)とようら かい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊浦懐」の解説

豊浦懐 とようら-かい

1729-? 江戸時代中期の儒者
享保(きょうほう)14年生まれ。長門(ながと)(山口県)の人。老子の道をこのみ,天明8年(1788)60歳のとき「老子道徳経妄言」を執筆。江戸で講説を業とし,晩年は上総(かずさ)(千葉県)東金子弟に教授した。字(あざな)は子玉。通称は被褐翁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例