デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊竹呂太夫(初代)」の解説 豊竹呂太夫(初代) とよたけ-ろだゆう 1843-1907 明治時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫。天保(てんぽう)14年生まれ。家は大坂の薬屋。素人(しろうと)義太夫の出身で2代呂篤(ろとく)を名のる。初代豊竹古靱太夫(こうつぼだゆう)に入門,明治7年呂太夫を称した。おおきく,ふとい声で時代物を得意とした。弟子に豊竹呂昇。明治40年3月30日死去。65歳。本名は上西吉兵衛。通称ははらはら屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例