轂下(読み)コッカ

デジタル大辞泉 「轂下」の意味・読み・例文・類語

こっ‐か〔コク‐〕【×轂下】

輦轂れんこくもとの意から》天子のひざもと宮城のある地。帝都首都輦下れんか

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精選版 日本国語大辞典 「轂下」の意味・読み・例文・類語

こっ‐か コク‥【轂下】

〘名〙 (「轂」は、車輪の輻(や)が集まる中心部分) 天子の御車のもと。転じて、天皇のひざもと。また、宮城のある土地。帝都。首都。〔漢書‐薛宣伝〕

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普及版 字通 「轂下」の読み・字形・画数・意味

【轂下】こくか

輦轂(れんこく)(み車)のもと。都。〔漢書、王尊伝〕會(たまたま)南山の群盜宗等數百人、民のを爲す。~或ひと大將軍(王)鳳に(い)ふ、數百人、轂下に在り。軍を發して之れをちて得ること能はざれば、以て四夷(しめ)しし~と。

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